《Nゲージ》 新幹線 『 2 °』の壁?!!伸び折れ軌道【緩衝桁軌道伸縮装置】明石海峡大橋鉄道併用橋プロジェクト

模型
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今回はNゲージで瀬戸大橋に採用されている緩衝桁軌道伸縮装置(かんしょうげた きどう しんしゅくそうち)を製作してみました。
当初は吊橋を走行する鉄道の線路にこのような装置が設置されている事は知りませんでした。
唯一レールが伸縮する事は瀬戸大橋開通前の1000t列車走行試験動画で知っていました。
この伸縮装置は、今回の明石海峡大橋鉄道併用模型でも必要になってくるであろうと想定していました。というのも全長が26mと、模型と言えども半端ない長さであり、おそらくこの模型でも伸縮現象が起こるであろうと想像したからです。もしこの伸縮部分を設けていなかったらレールが伸縮で外れて電力供給出来ずに列車が停まったり、最悪脱線する可能性があると思いました。
この事をNゲージに精通している方々に相談すると、スライド線路(バリアブルレール)というものがあるからそれを使用してはどうかと提案があり、早速採用して吊橋桁と陸上桁部分の境界に設置しました。
自分的に仕上がりには満足していましたので、後は伸縮するのを楽しみにしておりましたが、その期待も虚しく伸縮どころか、それ以前の問題でした。
そのこだわって製作した箇所で何回も列車が通過する際に、底を擦っているような異音や、脱線が起こりその原因がその時点では全くわかりませんでした。
それを見ていたNゲージのプロが吊橋のたわみでスライドレール(バリアブルレール)部分が曲がってしまい、それによってこのようなトラブルが起こっているのではないかと指摘して頂きました。
その指摘に満を持して製作した箇所が返ってトラブルの原因を作っていたのだと気付かされました。これは起死回生、何としてでもこのトラブルの明確な原因を突き止め、改良する日々が続きました。
以前1000t列車の動画コメントに、スライドレールで角折が起こっているのではないかという指摘があり、もしスライドレールを採用するならば、実物の瀬戸大橋と同じではなく、模型としての性格上(実物のレールは継ぎ目の無いロングレールを使用しており、模型用のレールとは違う)吊橋中央部にスライドレール設置してはどうかというご意見を頂きました。
吊橋中央部では縦方向の力はかかりにくく横方向の力だけなので、安定して伸縮するのではないかということです。
最終的にアンカレイジ上部での伸縮が上手く作動しなかったならば、次はそれを採用するつもりです。これは全体を製作して試験走行後に検討したいと思っております。
しかし、なんとしてでも実物と同じように製作してみたいと思い、角折の解消と伸縮の両立を図るべくひたすら考え続けました。
その時に初めて瀬戸大橋には緩衝桁なるものが設置してあることをこれまたコメントで教えて頂きました。この時に世の中にはこのような専門的で誰もが知らない事を知っておられる方がおられる事に感心し、またこの動画を見ていて下されていることに心から感謝しました。
この気持ちが届いたのか、緩衝桁軌道伸縮装置なるものを調べてこれをどのようにこの模型に組み込めるのかを考え尽くしていた時にこの動画の内容がひらめきました。
これはまさに色々な方々の陰からの支えだと今しみじみ思っております。
動画に挙げています瀬戸大橋での緩衝桁軌道伸縮装置ですが、角折の角度が1度〜0.5度の範囲で収まっているみたいです。しかし明石海峡大橋もの超巨大吊橋になると、おそらくこの角折の角度や伸縮幅がもう少し大きくなっていたのではないかと推測できます。そうなると、瀬戸大橋で採用されている緩衝桁よりも規模や長さが大きくなっていた事も推測出来ます。今では幻の併用橋ですが、模型を製作しながら想像しただけでも楽しくなってきます。現実に完成してほしいとものだとしみじみ思います。
動画の内容的には地味であまり面白いものでないので、UPするかどうか迷いましたが、色々な皆様の感謝の意味も込めまして今回投稿させて頂きました。
全体製作した後、走行時にこの装置が実物と同じような働きをする映像が撮れる事を願いながら次回以降を楽しみにしたいと思います。
最後までお読み頂きありがとうございました。
*(^o^)/*

参考資料

本四備讃線 – 瀬戸大橋 – レイルエンヂニアリング
http://oomatipalk2.blog91.fc2.com/blog-entry-524.html

鉄道技術アラカルト
鉄道吊橋と緩衝桁軌道伸縮装置
松浦 章夫 元鉄道総研

瀬戸大橋記念館

協力
【はましまかぜ】

はましまかぜ
主に関西で活躍している模型鉄(Nゲージ専門)&撮り鉄です。 たまには仲間達ともプラレールで遊んでます。 鉄道に関する動画を不定期に上げますので、良けれチャンネル登録よろしくお願いします。
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